nostalgic

夕べ歯医者の帰り、駅前の串焼き屋で呑んでた時のこと。
後から隣に座った男がオレを見て

近藤「あ!井口!井口一彦だよね?オレオレ、近藤だよ!!」

オレ「お~!(誰だっけ…?????)」

近「あれ~?やだなぁ、思い出してよぉ」

オ「いや…えっと…う~んと……ね」

彼は中学の同級生で、1年生の時同じクラスだった。
らしい。
昔のエピソードやら見た光景やら
細部まで覚えて話すので嘘ではない。
らしい。
共通の友達のこと、当時の彼女や可愛かった女の子たちのこと
卒業してからのその後のこと
リアル遠い足跡だ。

彼の鮮明な記憶はタイムスリップさせてくれるほどで、閉店まで楽しい酒を酌み交わした。

途中、ある友人に彼が電話をした。
一言二言話し、ガラケーを渡され耳を傾けた。
少し太いその声は、ボクにギターのチューニングを教えてくれ、ボクの初めてのロックバンド『一彦バンド』のギタリストでもあり、『アイツとバッシュとマドンナと』のもう一人の”ゆきお”だった。

不思議な再会の夜は更け、過去のノスタルジーと思い出にまみれた、そんな夜。

でもね、近藤くん。
やっぱ思い出せないや。

440

2017/3/4 下北沢440
Welcome to THE HEARTS GATE 2017″Another story”
1st stage -The sunlight-
2nd stage -The moonlight-

初の昼夜2公演という未知のライヴ。
心配事は昼の部の時間の無さ。
10時に小屋の鍵が開き、2時間で全ての準備を整えなければならない。
無論ライヴ本番前に向けてのモチベーションと体調管理も気がかりなところだ。

今や海外公演等で百戦錬磨の藤尾氏と五十嵐氏、キャリアのある市川”JAMES”洋二氏と違い、ボクの穴のあいたキャリアを考えると、若い頃のようにはいかないのは容易に予測出来た。

リハーサルでは、ほぼスタッフなしでのセッティングだったので、全てのセッティングを終えるのに30分くらい要する。
これでは随分とロスが生まれてしまう。
しかも前日に決定した歌詞モニターの設置にも確認作業が必要だ。

しかし…

今や彼ら抜きでは考えられない、ボクらを支えてくれる、もはやスタッフではない、仲間たち。
ヒデミ、タクマ、コウイチ、オノカズ。

そう。
THE HEARTは今や大所帯。
8人編成のバンドなのだ。

彼らのおかげでステージが組み上がってゆく。
冷え切った宝石たちが降ろされ、奇跡を願う瞬間が目の前に繰り広げられる。

予定よりも押し気味のタイムテーブルではあったが、何とか乗り越えられたのも彼らのおかげだ。

ステージが始まり、ボクの気まぐれなギターチェンジに苦労するコウイチ。
関係者席の”くぼみ”で歌詞をモニターに映すオノカズ。
全体を見守り、足りない力を補うタクマ。
10日前のリハーサルでボクと領の勝手なアイデアで無茶ぶりコーラスで参加したヒデミ。

コンサートやライヴは、主役たちの陰に隠れて支える彼らの力量次第で良し悪しが決まると言っても過言ではないだろう。

素晴らしい仲間を持つボクは本当に幸せものだとしみじみ思う。

今回もエグゼクティブプロデューサーを務めてくれたMr.J
日頃から駆けずり回り全てを統括するAIKO
今回もお手伝いに来て下さったノリ
客席の楽しそうなキミたちの顔
ボクらのわがままにお付き合い頂いた440のスタッフ様
急な要請に快くご出演いただいた富田麗香さん
前回の渋谷ではOAを務め、今回はゲストでご出演下さった稚菜さん
ボクを支える愛するひと…

この場を借りて、たくさんのありがとうを。