DESTINY

土曜日、ようやく母親がICUから一般病棟に移ることが出来た。
もしかしたら、最期の瞬間を待つための数日間だったのかも知れない。

しかし今回はギリギリのところで生を選ばせてくれた。
色々なことを考えさせられる。
家族の在り方、己のできる事。

後悔しないための…
いや
後悔を極力少なくするための己の在り方。

目まぐるしくめぐりめぐる日々の中で、忘れかけていた血の繋がりや思いの丈を、リセットして現在の自分として捉えるための良い機会を与えられたんだと、そんな風に感じた。

大事なもの
大切なもの
切れない絆
無条件の愛

命あっての物種。
生きてこそなんぼのもん。

大切なひととの時間には、必ず『限り』がある。
気づかないうちに時間は経ち、認識する時には色々と考えさせられる。

でもそれはある意味仕方のない事なんだ。
別れはある日突然やってくるかも知れない。
残した後悔を、残されたものがどれだけ受け止められるか…。

大切なひとを
大切なものを

「大切だよ」って
「愛してるよ」って
口に出して

言えるひとでありたいね。

☆iOS☆

禁断とも言うべきApple製品。
先日のブログでも伝えた通り、スマホを落としてdocomoショップに購入しに行った時のこと。
それまではD–tabというタブレットを使用していたのだが、スマホ購入の際に「ご一緒に機種変されたら如何ですか?」と。
D–tabの最新機種とXperiaタブレットを勧められた。
ふとAppleテーブルに一瞬目を向けると、すかさず店員が

「お客様ipadにはご興味ないですか?」と。

「いや、ボクAndroid派なので全く興味ないんですよ」

結局勧められた通り、D-tabの新機種に交換することに決め、順番を待った。
待つ間色々と考えを巡らし、優柔不断なボクはアレコレ悩んでいた。

ーん〜…ipadがあればサイトの動作確認やら音楽ファイルの受け渡しの確認やらアプリの動作確認も出来るしなぁ…
でもAppleだしイヤだなぁ…
でも折角だし、Androidじゃないのも興味あるしなぁ…
Android iOS Android iOS…
ん〜……。。。ー

順番がきてカウンターに通されdocomo姉さんがXperiaのスマホとD-tabを用意してくれていた。

「すみません、タブレットなんですけど…ipad mini4でオネシャス」

といったワケで、初のiOS。
このブログもipad mini4で書いているのである。
Bluetoothキーボードも後にAmazonでポチって快適なのである。
まぁいわゆる『食わず嫌い』ってヤツだ。

画像は壊れたPCからHDDを抜き取り、ファイル救出作業のひと場面。
Dドライブの救出は簡単だったが、肝心のCドライブが認識しない…

先は長そうだな。。。

Act now

例えば人との出会いにはそれぞれ意味があると思う。
何かの縁があって出会うべくして出会う運命だと。

ふと、故人を想い
「墓参りに行かなきゃな」
なんて思う時、呼ばれてる感にとらわれる事があるじゃない?
まぁ近場なら兎も角、なかなか足をのばす事も難しいかも知れないけど
そんな時は懐かしい思い出を回想しながら偲ぶんだ。

FBのアナウンスは見てくれたかな?
先々月、メインPCが突然起動しなくなった。
オフィシャルサイト、ショップ、各資料、サウンドデータ…
全てが詰まったPC。
日頃から
「バックアップ取らなきゃな」
なんて思ってはいた。
しかし、こういうのはズルズルと引っ張ってしまうのが常。
結果、後の祭りになってしまうワケだ。

『思い立ったが吉日』
先人たちは経験的に感じた術をコトバにして教えてくれているんだ、と感じる。

スマホ、パソコン、タブレット…
便利な時代な分、壊れた時の代償はデカい。

3月
まずはスマホを紛失した。
GoogleのAndroidデバイスマネージャーで探すも、特定出来ない。
バッテリー切れでは手も足も出せないらしい。
結局新しいスマホを購入し急場をしのいだ2日後、交番に届けられた旨の電話が入り、無事に戻って来たのだが、拾われた場所は自宅の真裏だという始末。
皆さんお酒はほどほどに。

程なくして今度はパソコンだ。
朝方までは普通に使用出来ていたのに、出掛けにチェックしようとするも画面真っ黒。
帰宅後、色々と弄り倒してみたもののセーフモードすら起動しない。
安いモバイルノートをとりあえず価格.COMで探し購入し、動画編集用にレンタルPCを1台設けた。

メインで使用しているソフトのユーザー登録情報やら、管理ID、パスワード…
色々と不明な事だらけでどうにもならない。

これでは完全復旧するまで、どの程度の時間を要するのか…
ショップの発送拠点を移す段取りをして、何とかスマホからショップの管理画面に入り、電話番号をメモ。
こんな時代でも結局、紙とペンが1番信用出来るんだな。

そして発送係から購入者に連絡を入れた。

「ハーツプランニングの井口と申します。」

そう。
発送係はボクでした。

リハーサルやライヴでは楽器係。
ショップでは発送係。

お電話に出られた方々、こころよい対応をして下さって本当に感謝しております。
1日も早い復旧に向けてGWも返上して作業しますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。

nostalgic

夕べ歯医者の帰り、駅前の串焼き屋で呑んでた時のこと。
後から隣に座った男がオレを見て

近藤「あ!井口!井口一彦だよね?オレオレ、近藤だよ!!」

オレ「お~!(誰だっけ…?????)」

近「あれ~?やだなぁ、思い出してよぉ」

オ「いや…えっと…う~んと……ね」

彼は中学の同級生で、1年生の時同じクラスだった。
らしい。
昔のエピソードやら見た光景やら
細部まで覚えて話すので嘘ではない。
らしい。
共通の友達のこと、当時の彼女や可愛かった女の子たちのこと
卒業してからのその後のこと
リアル遠い足跡だ。

彼の鮮明な記憶はタイムスリップさせてくれるほどで、閉店まで楽しい酒を酌み交わした。

途中、ある友人に彼が電話をした。
一言二言話し、ガラケーを渡され耳を傾けた。
少し太いその声は、ボクにギターのチューニングを教えてくれ、ボクの初めてのロックバンド『一彦バンド』のギタリストでもあり、『アイツとバッシュとマドンナと』のもう一人の”ゆきお”だった。

不思議な再会の夜は更け、過去のノスタルジーと思い出にまみれた、そんな夜。

でもね、近藤くん。
やっぱ思い出せないや。

440

2017/3/4 下北沢440
Welcome to THE HEARTS GATE 2017″Another story”
1st stage -The sunlight-
2nd stage -The moonlight-

初の昼夜2公演という未知のライヴ。
心配事は昼の部の時間の無さ。
10時に小屋の鍵が開き、2時間で全ての準備を整えなければならない。
無論ライヴ本番前に向けてのモチベーションと体調管理も気がかりなところだ。

今や海外公演等で百戦錬磨の藤尾氏と五十嵐氏、キャリアのある市川”JAMES”洋二氏と違い、ボクの穴のあいたキャリアを考えると、若い頃のようにはいかないのは容易に予測出来た。

リハーサルでは、ほぼスタッフなしでのセッティングだったので、全てのセッティングを終えるのに30分くらい要する。
これでは随分とロスが生まれてしまう。
しかも前日に決定した歌詞モニターの設置にも確認作業が必要だ。

しかし…

今や彼ら抜きでは考えられない、ボクらを支えてくれる、もはやスタッフではない、仲間たち。
ヒデミ、タクマ、コウイチ、オノカズ。

そう。
THE HEARTは今や大所帯。
8人編成のバンドなのだ。

彼らのおかげでステージが組み上がってゆく。
冷え切った宝石たちが降ろされ、奇跡を願う瞬間が目の前に繰り広げられる。

予定よりも押し気味のタイムテーブルではあったが、何とか乗り越えられたのも彼らのおかげだ。

ステージが始まり、ボクの気まぐれなギターチェンジに苦労するコウイチ。
関係者席の”くぼみ”で歌詞をモニターに映すオノカズ。
全体を見守り、足りない力を補うタクマ。
10日前のリハーサルでボクと領の勝手なアイデアで無茶ぶりコーラスで参加したヒデミ。

コンサートやライヴは、主役たちの陰に隠れて支える彼らの力量次第で良し悪しが決まると言っても過言ではないだろう。

素晴らしい仲間を持つボクは本当に幸せものだとしみじみ思う。

今回もエグゼクティブプロデューサーを務めてくれたMr.J
日頃から駆けずり回り全てを統括するAIKO
今回もお手伝いに来て下さったノリ
客席の楽しそうなキミたちの顔
ボクらのわがままにお付き合い頂いた440のスタッフ様
急な要請に快くご出演いただいた富田麗香さん
前回の渋谷ではOAを務め、今回はゲストでご出演下さった稚菜さん
ボクを支える愛するひと…

この場を借りて、たくさんのありがとうを。

Trust me.

何からどう書いていいのか分からない。

ボクの怒濤の1年が終わった。
終わってみれば、あっという間だった。

関わった全ての方々に「ありがとう」と「ごめんなさい」を伝えたい。

11月12日の渋谷も23日の高岡も、最初からうまくいく事は決まってた、ように思う。
ボクの決意に付き合ってくれた数々の人間模様。
全てのエネルギーが向かう場所は一緒だったし、偶然や必然を超越して、同じ方向に向かう想いが全てを支配し、ただただ真っ直ぐに、ゆっくりと解き放たれた矢がふたつの場所へと向かって…。

そんな風に小さな個が集まって、大きな想いの塊に変わる。
きっと届いたと確信してる。

今回、ボクは本当に思い知らされた事がある。

何も出来ない己の力量と
何かを変えられるかも知れない己の力量。

この世にひとりで成し遂げられるものなどない。

ボクの歌に何かの力があるのなら
それを信じてみようと思う。

だから、ごめんなさい。
この10年近く、嫌な思いや裏切られた思いをさせてしまって、ごめんなさい。

そして、ありがとう。
そんなボクの歌を待ち続けて
また会えて
ありがとう。

Rehearsal of THE HEART

dsc_2726
海外出張で忙しい2人と経営と湿原とカヌーに忙しいメンバーを持つ今回のTHE HEART。

なかなかスケジュールも貰えず、ひっそりと都内某所で執り行われているリハーサル。

楽器係のボクとしては1時間前から待機している律儀さ。
続いてキヨシ、コウタと予定時刻に到着〜スタジオ入り。
セッティングをほぼ完了したコウタが呟く。

「リョウ遅いね〜」

時間はとっくに過ぎている。
仕方なく連絡をする。

「あの〜…楽器係の井口と申します。藤尾パイセン今どちらでしょうか?」

「あ〜?14時じゃねぇの?」

「あ…すみません…12時なんです…けど…」

「お〜悪りぃ悪りぃ、ちょっと遅れっけど、やれる事やっとけや」

そんなこんなで本日もリハーサル。

今日も遅れてくるのかな…

完パケ

昨年末に作った楽曲を引き金に、今年の春からレコーディングを開始した。

リズムトラックの打ち込み、鍵盤、ギター、歌入れ、コーラス、編集、ミックスダウン、マスタリング…
とてつもなく膨大な時間をかけての作業が一昨日に終了しました。

先日ようやくお届け出来た『サケビタリナイナラ』
ここにボクの過去が詰まっているのだとしたら、未来の詰まった作品をどうしても届けたい。
謝罪や禊は、ボクには歌う事でしか伝えられない。
そんな想いで取り組んできた。

決して商業的ではなく、とてもパーソナルな楽曲とシェクターのテレキャス、モーリスのアコギの計2本だけで作り上げたアルバム。

愛する事の尊さと儚さ、この愛が普遍であり普通であれ、という願いから、街路樹として見かける事の多い『プラタナス』というアルバムタイトルをつけた。

『de novo』『ロックソロール』3部作に続くニューアルバム『プラタナス』
『ロックソロール』の集大成『サケビタリナイナラ』があったからこそ生まれた未来を、ようやくお届けする事が出来る。

発売日は11月23日。
先行発売という形で11月12日、会場でも手にする事が出来るので、THE HEARTのノスタルジーと井口一彦の未来を、是非味わっていただきたい。

そんなこんなで明日からリハーサル。
ショップへのお問い合わせやら確認作業やらが遅れてて、大変申し訳ありません。
今晩色々と対応させていただきますので、どうか宜しくお願い申し上げます。

THE HEART 限定ロゴTシャツ

WEB SHOPで扱っているTシャツ。
黒地にゴールドのロゴがイカしてるだろ?

11月12日渋谷O-nestライヴのために作った限定ロゴTシャツ。
今回のライヴにはベースの後藤進氏が欠場と言う事で、昔のオリジナルロゴをモチーフに、あえて『A』を逆さまにしてある。

今月いっぱいしかショップでは取り扱わないから、予約購入される方は急いで☆

Won’t you sing?

長らくお待たせしました。
ようやくCDアルバムが完成し、現未発送者様への発送作業が完了しました事をご報告します。
その他の作品についても、早急に準備を進めておりますので、宜しくお願い申し上げます。

このアルバム、
KAZUHIKO IGUCHI THE ORIGINAL TRACKS.
ROCK SO ROLL 3
サケビタリナイナラ
ですが、9月中には再販売を開始致しますので、多くの皆様へお届け出来る事を願っております。

そしてもうひとつ。
11月12日の渋谷o-nestでのTHE HEART公演のチケットを、若干数ではございますがご用意出来る運びとなりました。

以上の詳細情報については、オフィシャルサイト、オフィシャルFacebook等でアナウンスさせていただきますので、お見逃しないよう宜しくお願い申し上げます。

さてさて、
お盆休み明け、久しぶりの大都会。
朝からあいにくの天気で、それでも今年最後かも知れないと思い短パンを履く。
さすがにジャケットを羽織りいつもの場所へ。

4件の打ち合わせ等が入っていたが、3件を済ませた後で体力的にギブアップ…。

このまま帰ろうかどうしようかと思いながら歩いてはみたものの、休日の街は店数も少なく、
「やっぱり一杯呑んでこうぜ」
なんて頃には、ポピュラーな居酒屋しか見当たらず…

客も少なく、思いの外くつろげる店にありつき、お得意のお疲れ会。

目まぐるしく忙しかった数週間だったな。
それでもまだ宿題は山積み…。
色んな事が一気に押し寄せ、めまいすらしそうな程だけど、
こうして息を抜ける時間が少しでもある事に、とても救われる。

今回のボクの復活劇には、本当に数々の方々がご尽力して下さり、何よりお待ち下さったファンの皆様には頭が上がらない。

大切なものは失われる事なく、それは永遠の宝物になってゆく。

愛すべきもの
守るべきもの

全ての大切なひとへ
歌う事を許し給え